2003年に Naiveからデビューしたリーズ・ドゥ・ラ・サール。15年という月日の中で、数多くの名盤を生み出してきた。今回のアルバムは、彼女が長年温め続けてきたというバッハに捧げる作品集。どの演奏から聴いても申し分ない内容だか、中でも大注目なのが ジャズピアニスト、トーマス・エンコの新作。リーズ自身が彼の音楽をこよなく愛しているという事もあり今回収録に至った。その作品は勿論バッハへのオマージュも強く感じとれる。ドラマティックで哀愁感漂う音楽。まさに美メロ。ピアノ好きなあなたにお勧め。2人は連弾で1曲共演もしており、より一層演奏を堪能できる。