トロント出身の歌い手によるファースト・アルバムは名門チェスの楽曲集に。古き良きソウル感覚を活かしつつも伝え方はイイ塩梅にポップという意味で、ジョス・ストーンのデビュー作を想起させるが、それもそのはず、プロデュースは同じくスティーヴ・グリーンバーグとマイケル・マンジーニだ。主役の歌唱は渋めのファンキー・ブルースにもフォーキーなスロウにもフィットするもの。クエストラヴの参加曲もあり。