ハッピーエンドがすべてではない。第90回アカデミー賞にて作品賞ほか最多4冠を受賞した半魚人と声を失った一人の女性とのラヴストーリーでありファンタジー映画。監督を務めたのはあのギレルモ・デル・トロ監督。タイトルにもある〈水〉を愛の象徴だと話していたが、映画のなかでは多くの水を使用しており、もうひとつの主人公とも言える重要な役目を果たしている。その時代にあった背景、そして音楽。夢でも観ているかのような、でもどこか本当にこんな愛の形があったのでは、と想像は膨らみ、水中で映画を観ているような錯覚から抜け出せなくなる。