〈クラブ世代へ向けたコンサート・ホールでの楽曲構築〉(BBCミュージック)と評される様に、独創的な画期的サウントで注目されるアーティスト。本作はオーラヴル・アルナルズやニルス・フラームといったポスト・クラシカルの重要作家を多くリリースするイレースト・テープスより。ライヒのミニマルを自身の音楽に独自昇華し、管楽器、弦楽器、ピアノ等の生音とエレクトロニクスを融合した冷徹かつ温かみのある音像を描いた唯一無二のミニマル・クラシック・テクノを披露。他では味わえない音響構成と、人力で揺らぎのある高揚感を湛えた名盤。