ヘヴィーネスとキャッチーさのバランス感覚に長けた2年半ぶりのニュー・アルバム。グロウルとクリーン・トーンを巧みに使い分けるアンダール・フリーデンのヴォーカルは、ここ数作と比べても激情度が格段にアップ。合唱風のコーラスが効果的な“(This Is Our)House”をはじめ、ライヴ映え必至の楽曲群に身体は熱くなるばかりだ。アコギを用いた美バラード“Stay With Me”にも心を奪われる。