結成20周年を迎え、ここに来て最高傑作とも呼ぶべき9枚目のアルバムが完成。ザクザクと刻まれるギター・リフと美しいメロディーが融和した“Farley”を含め、特に前半5曲目までの怒濤の攻めっぷりは新人バンド並みの初期衝動に貫かれている。また、ハードコア風味のコーラスも増強され、男臭いメロディック・パンクも随所で炸裂。張り詰めた緊張感と異様な沸点の高さに引き込まれる。まさに全曲ライヴ仕様の覚醒盤。