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【SATANIC CARNIVAL '14短期集中ガイド】Vol.2 百戦錬磨のパフォーマンスで圧倒する息の長い4組

日本のラウド・ロック・シーンの象徴になるであろうフェスが6月に初開催。このイヴェントに出演するバンドを5週に渡って紹介するよ!

【SATANIC CARNIVAL '14短期集中ガイド】Vol.2 百戦錬磨のパフォーマンスで圧倒する息の長い4組

Vol.2 長いキャリアに裏付けられた圧巻のステージングで魅せる4組


 

 

kamomekamome

と言えばハードコア、柏のハードコアと言えばkamomekamome! ヌンチャクでの活動期から長年に渡ってかの地のシーンを引っ張ってきた向達郎率いるこのバンドは、オールド・スクールなDCハードコア・テイストが下地にありながら、よりエモーショナルに展開していくサウンド、がなるだけでなく丁寧に言葉を置いていくような向の歌はILL-BOSTINOTHA BLUE HERB)に通じる感じもあり、実に日本的な情緒を携えていると言えよう。壮絶な2本のギターの掛け合いにもグッとくるし、ベースの中瀬賢三も参戦したツイン・ヴォーカル・スタイルのナンバーでは手に汗握る。最新作『BEDSIDE DONORS』で言えば“ナイーブ レターズ”あたりはいまのkamomekamomeの旨味が凝縮している気がするので、今回のステージでも演ってくれたらいいな。

【参考動画】kamomekamomeの2013年作『BEDSIDE DONORS』収録曲“ナイーブ レターズ”

 

 

 

SA

往年のG.B.H.ランシドの黄金ラインとシンクロする風貌/音楽性で、ブレることなく活動を続ける筋金入りのパンクス。80年代にTAISEI(ヴォーカル)を中心に岐阜で結成され、一度は解散しているものの、現編成では2002年からコンスタントに作品リリース/ツアーを行っている。もはや頑なとも言えるそのスタイルだが、そこまで一途に地道に心からパンク・ロックを追求してきた彼らだからこその説得力は、若いバンドには出せないものだなとひしひしと感じ、心を揺り動かされる。リリースされたばかりの最新アルバム『THE SHOW MUST GO ON』――タイトルにも決意が滲み出ている、凛として愚直なロックンロールを聴いて、拳を突き上げる準備をしておくべきでしょう! RUNNING BLITZ!

【参考動画】SAの2014年作『THE SHOW MUST GO ON』収録曲“RUNNING BLITZ”

 

 

 

ROTTENGRAFFTY

京都で生まれ、〈古都のドブネズミ〉を謳い駆け抜けた15年。メンバー・チェンジもなく走り続けている彼らは、近作のチャート・アクションが云々ということだけでなく、いまがいちばん輝いている気がするし、ものすごく瑞々しいヴァイブスを放っているところがスゴイ! それは粒揃いな楽曲の充実も理由のひとつに挙げられるだろう。ニュー・メタル世代らしいミクスチャー感覚を備えつつ、シンセ・サウンドを採り入れてギラギラと派手に飛ばしたり、祭囃子を大胆に採り入れたり、怒髪天あたりに通じる血や汗や涙が滲む日本産らしい力強いメロディーを乗せてみたりと、一曲一曲の重量感もたまらないが、ヴァラエティーに富んだアイデアも楽しい。ロットンならではの華やかなショウに期待しましょう。

【参考動画】ROTTENGRAFFTYの2013年作『Walk』収録曲“STAY REAL”

 

 

 

dustbox

こちらも今年結成15周年を迎える3人組。昨年は、locofrankHAWAIIAN 6といういずれも3ピース&キャリアも15年を超えるバンドと共にスプリット・アルバムをリリースするなんてビッグな試みもやってみせた彼ら。現在のメロコア・シーンの屋台骨を支える3組が会心のナンバーをぶつける同作も涙ものだったが、その直後に登場したオリジナル作『Care Package』に収録された“Riot”の、dustboxらしいフレッシュな陽性サウンドにまたもグッときてしまった……。しかしこの曲に限らず、SUGAのハイトーン・ヴォーカルが高らかに響くナンバーはどれもエモーショナルな胸キュン・メロディーに彩られ、暴れて泣けて笑顔になれるものばかり。3人のブライトなヴァイブに乗せられるライヴでは、キッズたちがギュウギュウになりながらも心底楽しそうでイイ顔をしているという何ともハッピーな空間が創出されるのだ。心が塞ぎ気味の人は騙されたと思って観てみて!

【参考動画】dustboxの2013年作『Care Package』収録曲“Riot”

 

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