TOWER DOORSスタッフがアーティストを選出して猛プッシュする企画〈TOWER DOORS POWER PUSH!!!〉を今週からスタートさせました。記念すべき1組目は、新世代のオルタナティヴ・ポップ・デュオのジオラマラジオです。彼らは今週10月2日にファーストEP『img』をリリースしたばかり。収録曲“orange”の先行試聴企画と同時に、ブログの恒例企画〈6つの質問〉にも登場してもらっています。

〈TOWER DOORS POWER PUSH!!!〉に選出するアーティストは不定期で変更します。そのセレクトからTOWER DOORSの色や視点、注目している音を伝えていければと思っています。更新した際はTwitterInstagram、こちらのブログでもお知らせしますので、ぜひ今後も注目してください。

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それでは、9月第4週にお送りした3組のアーティストの楽曲を振り返っていきましょう。

 

japaneo “August night (feat. 郁彩)“

東京を拠点に、ベーシストやコンポーザー、アレンジャーとしてマルチに活動するjapaneo。ブラック・ミュージック、特にネオ・ソウルやゴスペルから強い影響を受けているアーティストです。〈自分〉をテーマに、さまざまなヴォ―カリストをフィーチャーした楽曲の発表も行っています。

 “August night”は、そのプロジェクトの一環で、郁彩をヴォーカルに迎えた最新シングル。エレクトリックでメロウなサウンドの前半から一転、管楽器やオルガンを用いたポップなゴスペル調に変化するサビに驚かされる一曲です。

 

Vid Thë Kid “Throwback“

TOWER DOORSへの登場は2回目となる、ヴォーカリストのKylieとトラックメイカーのKöki、DJのIbuKiの3人からなるVid Thë Kid。前回紹介した“Never Go Backwards”は、複数のSpotify公式プレイリストにセレクトされるなど、勢いが止まらない彼ら。

“Throwback”は、音数の少ないリリカルなパートとフューチャー・ベース風のアッパーなドロップ゙のコントラストが印象的な一曲です。Kylieの透明感溢れる美声が際立っており、この曲をさらに盛り上がています。

 

ジオラマラジオ “orange“

冒頭でもご紹介したジオラマラジオ。彼らは、TOWER DOORSのローンチ直後に“MAPLE”を紹介しているので、2回目の登場です。“MAPLE”の再生回数は、TOWER DOORSでトップの4,000回超。その事実からも、注目度の高さが窺えると思います。そんな彼らが待望のファーストEP『img』をリリースし、TOWER DOORSは同作収録曲 “orange”の先行試聴企画を実施しました。

“orange”はlenとさかきばらみな、2人のヴォーカリストが歌うジオラマラジオの曲としては珍しいデュエット・ソング。1分30秒あたりからの、甘酸っぱいギターのフレーズとともに2人が歌い上げるメロディーは、まさにキラー・チューンの証です。最後の最後まで鳥肌が止まらない名曲だと思います。

ジオラマラジオにはメール・インタヴュー〈6つの質問〉に答えてもらっています。”orange”の作曲秘話や歌詞の世界観についてlenが語っているので、併せてチェックしてみてください。また、『img』のリリースに合わせたジオラマラジオへのロング・インタヴューも掲載中です。彼らのことを知るにはうってつけの記事なので、ぜひご一読を。

 

〈TOWER DOORS POWER PUSH!!!〉以外にも、さまざまなアーティストを推していく企画をスタートさせようと考えています。新企画については近々アナウンスできると思いますので、ブログの更新を楽しみにお待ちいただければと思います。