バット・バイツの紅一点ヴォーカルによって結成されたオランダのポップ・パンク・オールスターズが、1年ぶりにリリースするセカンド・アルバム。前作で挑んだラモーン・パンクからの脱皮が完了したことを雄弁に物語る全12曲。80年代のニューウェイヴや70年代のパワー・ポップを思わせる硬派なサウンドもさることながら、キャッチーなメロディーはバット・バイツ時代からのファンも満足させるはず。中性的な歌声もクール。