ハイチ地震をきっかけに伝統音楽の再生と更新を目指し新旧ハイチ音楽のプレイヤーにより結成されたプロジェクト。シリル・ネヴィル、アーケイド・ファイアのウィン・バトラー夫妻、トロンボーン・ショーティなどなど豪華ゲストを迎えた2作目が登場。歴史的に繋がりの深いニューオーリンズ勢が多く参加しご機嫌なクレオール・ミクスチャーに仕上がった。注目はハイチにルーツを持つレイラ・マッカラとロスト・バイユー・ランブラーズの参加。レイラの作品での共演は、ルイジアナとハイチの歴史に思いを馳せるきっかけになったが、それと合わせて聴くとご機嫌一辺倒で終わらないこの作品の鍵が見えてくる。