ラムシュタインのティル・リンデマンとヒポクリシーの活動で知られるピーター・テクレンのユニットによるセカンド・アルバム。前作から一転して今作は全曲ドイツ語で歌われており、グリム童話の戯曲から着想を得た5曲に新曲6曲を追加した内容。従来のインダストリアル路線からストリングスを導入した壮大な曲調まで用意され、フォーク風味の“Knevel”やタンゴに挑戦した“Ach So Gern”など聴きどころは満載だ。