2006年に『イタリアの秋』からスタートした〈イタリアの四季〉シリーズがついに完結。奏でるのは、ナポリ・マンドリン・オーケストラのリーダーを務めるマンドリン奏者マウロ・スクイッランテと、1990年の東京国際ギターコンクールで優勝したギター奏者サンテ・トゥルジ。ヴィヴァルディの協奏曲第1番ホ長調「春」から第3楽章 《アレグロ》や、ジャコモ・サルトーリの《美しい春》など、イタリアの春の風景をイメージさせるバラエティに富んだ16曲が並ぶ。春の暖かさと陽気な雰囲気が感じられる、柔らかい音色で再現された名曲の数々にうっとり…。2人のきらめくアンサンブルに日本の春を重ねたくなる1枚。