ブルックリンのドープMCが短いスパンで放った新作はふたたびマック・ホーミーがエグゼクティヴ・プロデュースを担当。今作でもゴッド・フェイヒムやクエール・クリスらによるスリリングなビート群がハードなラップを引き立てており、無駄を排除したソリッドな楽曲が並ぶ。レゲエ・シンガーのマティスヤフを迎えた“Jew Tang”やイーダンによるサンプリング・サウンドが秀逸な“Generations”あたりがインパクト大だ。