XLミドルトン率いるモーファンク一派のレディ・ファンカーによる3年ぶりの新作。地元パサデナのストリートにトリビュートを捧げた今作も、これまでと同じくGファンクを通して解釈した80sマナーのエレクトロニックでモダンなブギー・ファンクの連続で、緩くファットなグルーヴと鋭いビートがせめぎ合う。プロデュースを手掛けたXLを含むモーファンク仲間とも共演し、さらに不敵になった歌唱が頼もしい。