「YMOのONGAKU」「文化系のためのヒップホップ入門」「片山杜秀の本」などで知られるアルテスパブリッシングという出版社は音楽の専門出版社として知られている。単なるデータ本に終わらない人文書としての音楽書をテーマにしていると思われるこの出版社が何を考え感じて本を作っているのか? その秘密の一端を、アルテスパブリッシングの編集者の綴ったこの一冊で知ることができる。全編についたQRコードからBGMに飛ぶこともでき、音と文章からその世界を味わえる贅沢な一冊。〈聴くこと・読むこと・語らうこと〉という副題は素晴らしい。
木村元「音楽が本になるとき 聴くこと・読むこと・語らうこと」現役編集者に導かれ、骨太な音楽専門出版社アルテスパブリッシングを知る
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書籍