これまで数多くの音楽書籍の企画・編集、刊行に従事し続けているアルテスパブリッシング木村元さんの著書が前作『音楽が本になるとき』に続き第2エッセイ集が「木立の文庫」から刊行。続編である本書は13篇から構成。ベートヴェンをはじめとした音楽にまつわる話、そして仕事の話。それらの話は人生の哲学としても受けとめられる。また一文一文読み進めながら本誌掲載のプレイリストから聴ける専用BGMはぜひ試してみたい。木村さんが会社設立から掲げている『音楽のような本がつくりたい』という想いは、今後も刊行される書籍から多くの読者、そして音楽ファンに届けられていくに違いない。
木村元「音楽のような本がつくりたい 編集者は何に耳をすましているのか」数々の音楽書籍を送り出してきた編集者の第2エッセイ集
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書籍