70's日本フォーク・ロック~80'sシティ・ポップのエッセンスをふんだんに散りばめたサウンドと、伸びやかで、色気を湛えつつも、時にあどけなさを覗かせるヴォーカル、ちーかまの歌声が心地よい。曲数は5曲とコンパクトだが、サウンドは多彩。美メロを聴かせるミドルテンポな“スピーチ”“タペストリー”、一転ファンキーなベースが高揚感を煽る“pass you by”、ドライヴの効いたギターのリフが痛快な“描いた果実”、洒脱なサウンドでファンに親しまれる“crispy crispy”も遂に音源化。そしてジャケットのキュートさにやられる。街の真ん中にふと立ち現れるテーブル。日々の喧騒の中で、暫しのくつろぎ、〈laid back〉な席を与えてくれる一枚。
Easycome『レイドバック』フォーク・ロック~シティ・ポップを消化した多彩な音で喧騒を忘れさせてくれる
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