かつてグッド・ルッキングから飛躍したDRSと、ロニ・サイズ・レプラゼントで名を馳せたダイナマイト――共に多ジャンルな対応力を見せて前線に立ってきた25年選手のMC同士が、本業のドラムンベースを土俵にタッグを結成、コンピ『Sick Music 2020』で披露したロンドン・エレクトリシティとの“Fix It All”を経てアルバムを完成した! ジャングルの重鎮ミッシングが冒頭からカマし、手の合うロニやジンクを筆頭に、DJマーキー、ダイ+ディスマントル、S.P.Y.、ニュートーン、チンポなど16曲で15組(カリバーのみ2曲)のクリエイター陣が多彩なスリルを提供。オランダのヴァンガード・プロジェクトや叙情系のイサーウッド、ハードコア寄りなアングルーのキレも最高で、大御所と若手が腕を競うショウケースとしても秀逸だ。
DRS&ダイナマイト(DRS & Dynamite)『Playing In The Dark』ドラムンベースの大御所によるタッグ ロニ・サイズらが集結し多彩なスリルを提供
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