大阪・泉州が根城のシンガー&DJコンビによる初作。T.O.K.“Money 2 Burn”を変形させたような“A-B THING GOOD”など、2000年代半ばを思い出させるアッパーな音との相性が抜群で、T2Kを迎えてサウス流儀のダーティーなシンセ・ビートに乗るなどヒップホップ・サイドともコネクト! 勢いあります! *山西
NY録音による最新EP。ラッツ&スター曲をネタ使いしたネオ・ヴィンテージ系も、初期ダンスホール調も、脱力したDJイングでのらりくらりと乗りこなしていく様が〈らしい〉です。ポエトリー・リーディングっぽい試みに驚くジャジーな“SIDE LINE”は90sのIDM系アングラ・ヒップホップ好きにもお薦め。 *山西
一本気なフロウと浪花節なリリックでヒットした前作『風 am I?』から9年! この初フル作はアコースティック版も発表された人気曲“STORY”を中心に、喜怒哀楽をシンプルに表現した人間臭い言葉が冴える。照れ臭くなるほど真っ直ぐなラヴソングから熱いダンスホール曲まで、彼の魅力を堪能できる充実の一枚! *西尾
メロディアスなフロウを武器とする北海道出身のシングジェイの新作。オートチューンを軽めに効かせた柔らかく伸びる歌声が心地良く、軽やかなパーティー・ソング“GET THE PARTY STARTED”、ダンス受けしそうなジョグリン“Mr.BADMIND”、とテンポの良い楽曲が揃う。BIG BEARが好きならハマるはず! *西尾
55LEVELの解散から3年、VADER主宰レーベルより発表したソロ初のミニ・アルバムです。適度に加工した艶のあるヴォーカルをイケイケなオケに乗せていく姿は、どこかKEN-Uと似た雰囲気。強烈にストリート/現場感を漂わせていて、JUMBO MAATCHや盟友EXPRESSらハードなDJとの絡みも巧い! *山西
ショーン・ポール“Dream Girl”のリミックス版に客演し、EDM系の音とも相性が良いことを証明したlecca。本作でも、そうした路線を“INSIDE WARRIOR”やJUMBO MAATCHとのコンビ曲などで踏襲しています。そこに得意のソカもブチ込み、相当アガれる一枚に。夏はやっぱりハジケたい!ってアナタへ。 *山西
地元の先輩、SHINGO★西成を迎えた一曲で幕を開ける初のミニ・アルバム。闇に包まれた地下社会から光を臨むAPOLLO&THUNDER客演曲をはじめ、ANARCHY『Dream and Drama』のレゲエ版とでも言いたいブルージーな雰囲気がヤバイ! Hi-dealer製の重厚なオケに乗った歌心溢れるDJイングが泣けます。 *山西
間もなくデビュー10年目に突入する彼女の最新作は、EDMもディスコも押さえたポップな意匠と、もはや貫禄さえ感じさせるパワフルな歌唱がマッチしたミニ・アルバム。問答無用の高速ソカ・チューン“JUMP AROUND”や、緩やかなスカのリズムに思わず笑みがこぼれる“最後は笑おうよ”あたりは外せない! *北野
SUNSET the platinum sound FORWARD JAPANESE DANCEHALL Vol.2 SUNSET the platinum sound(2014)
MIGHTY JAM ROCKのエクスクルーシヴ曲も収めたダブ・ミックス・シリーズ第2弾。ヴェテランに混ざってTRIGA FINGAやHEAD BAD、KOHGOなど活きのイイ若手も加勢し、メジャー・レイザー製のオケなどを使いながら、ダーティーでハードコアなダンスホールの魅力をこれでもか!と伝えてくれます。 *山西
名プロデューサーのHASE-Tによるノリの良いダンスホール・コンピ。ENT DEAL LEAGUEには疾走感溢れるラガ・ジャングル、J-REXXXにはラバダブ×ヒップホップ風と、手練手管の技を見せつつ、ポップで耳馴染みの良いレゲエとして成立させる手腕が見事。力の抜けたインスト曲も魅力的だ。 *西尾
2008年から続くシリーズ最新版は、寿君やAPOLLOら勢いのある関西勢を中心に、四国のJr. BONG、東海のNEO HEROら各地で気炎を上げる新世代にスポットを当てたもの。甘いラヴァーズ仕様ではなく、友情やレゲエ愛をテーマにした良い意味でムサ苦しいミディアムが多いので、その心づもりで聴いてね。