約1年半ぶりとなるニュー・アルバム。前作はキャリア初と言っていい強烈なダブ・アルバムだったが、今回はいかにも彼らしい、ロック~ソウル~ジャズ~レゲエをミックスした静と動が同居するシンプルなインスト作品。いつも通り……とは言いつつサンタナ風味のラテン・フレイヴァーを採り入れた“Quiet Heat”や60年代のギラギラ感が漂う“Mysterious Frequencies”に新味を感じさせるのは流石。