朝日美穂のソニー・ミュージック・エンターテインメント時代の全作品が2021年2月17日(水)からデジタル配信でリイシューされる。

2020年に7年ぶりのフル・アルバム『島が見えたよ』を発表したシンガー・ソングライターの朝日美穂。彼女がソニー・ミュージック・エンターテインメント時代(97~2000年)に発表した全作品のデジタル配信が、ついに2月17日から開始することに。データをダウンロード販売で購入できるほか、各音楽ストリーミング・サーヴィスでも聴けるようになる。

今回配信されるのは、シングル“Momotie”“勉強”“唇に”を含む98年のメジャー・デビュー・アルバム『ONION』や、ジム・オルークが年間ベスト・テンに選出するなど世界的な称賛を受けた99年のセカンド・アルバム『Thrill March』の他にシングル6作。いずれも高橋健太郎がプロデューサーとして携わった作品で、朝日のユニークなヴォーカリゼーションやソングライティング、研ぎ澄まされたサウンド・プロダクションが他に類を見ない傑作の数々だ。リリースから20年以上の時を経たいま、これら朝日の過去作品は、配信を機に新しい聴き手と出会うことだろう。

配信作品は以下のとおり。

シングル
“Momotie”(1997年)
“勉強”(1997年)
“唇に”(1998年)
“さかさまパラシュート”(1998年)
“Eternal Flower”(1999年)
“Daisy”(1999年)

アルバム
『ONION』(1998年)
『Thrill March』(1999年)

なお、朝日は昨今の新型コロナウイルス禍を受けて、配信ライブを積極的に行っている。1月28日に配信した最新ライブは、2月28日(日)までアーカイヴの視聴が可能だ。

現在、朝日は15年来のバンド・メンバーである楠均(ドラムス)、千ヶ崎学(ベース)と共に新曲を制作中で、2021年の夏前にリリースすることを目指しているそうだ。最新情報は、ぜひオフィシャルサイトTwitterなどでチェックしてほしい。