7年ぶりとなるフル・アルバム。モダンなファンクネスを宿したトラックに自身のラップも注いだ“スイミースイミー”、弦楽を迎えたクラシカルな趣の“四つ葉のクローバー”、ブラジリアンな“旅するバルーン”など、これまで以上に多様な要素を盛り込んだ楽曲が並ぶカラフルな作品だ。1曲のなかでも刻々と景色が変化していくようなアンサンブルが凄まじくプログレッシヴだが、暮らしが垣間見える詞世界と共に不思議と日常にフィットする。