ジャーマン・テック総本山、コンパクトの屋台骨を支えてきたギ・ボラットが新たに立ち上げたレーベル、D.O.C.からの第1弾アルバム。昨夏にリリースされたシングルの新人らしからぬ作風にはボラット自身の覆面プロジェクトか?との噂が飛び交うほどで(実際はブラジル出身のヴェテラン・アーティストから成るデュオだそう)、丁寧に作り込まれたサウンドのクォリティーはアルバムを通してもやはり抜群に高い。