マッシヴ・アタックをはじめとする大物との仕事もソツなくこなす、南米ブラジルのテクノ大使による4作目。夏の終わりが名残惜しくなる煌びやかなメロディック・テクノや、清涼感に溢れるディスコ風味の大バコ仕様サウンドが次々と繰り出されるなか、やはり秀逸なのは先行カットの“Joker”。アン・クラークニューウェイヴ名曲“Our Darkness”(84年)をモロ使いしてアシッド・メロディーでデンデケ畳み掛けるキラー!