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インタビュー

城南海が語る『Reflections』――「ムーラン」主題歌からオリジナル曲まで、曲の物語を引き出した10作目

映画音楽を中心に自分らしく……記念すべき10枚目のアルバム

 奄美が生んだ歌姫が10枚目のフル・アルバムをリリース。タイトルは98年のディズニー長編アニメの実写版映画「ムーラン」(2020年)の主題歌に因む。日本語の訳詞を自ら手掛けている。

 「コロナ禍で劇場公開はなくなり今回はDisney+による独占配信のみでしたが、アリエルやラプンツェル、エルサなどディズニー映画のヒロインが大好きで日本版主題歌を担当するのが夢だったので凄く嬉しい。〈私を生きる いつの日か〉というフレーズに今を生きる全ての人へのメッセージを込めました」

 クラプトンがカヴァーして映画「フェノミナン」にも起用された大ヒット曲“Change The World”は三味線を採り入れて奄美伝統の歌唱法〈グイン〉も少々。

 「三味線は“カントリー・ロード”(映画『耳をすませば』より)にも。今はまだ帰省したくてもできない、みんなの〈故郷〉への想いに寄り添いたくて」

 ファンからのリクエストに応えたという“Over The Rainbow”の夢見る少女のような雰囲気も印象的だが、テレビ東京「THEカラオケ☆バトル」で競った“Good-bye days”(映画『タイヨウのうた』より)や難曲“Never Enough”(映画 『グレイテスト・ショーマン』より)ではDIVA然とした堂々たる歌唱を披露。

 「一方、デビュー前にレコード会社の会議室でスタッフに聴いてもらった記憶がある“蘇州夜曲”は軽やかに。アレンジャーの松浦さんに言われて〈運河沿いを鼻歌まじりで歩いているかんじ〉をイメージした」

 加えて、NHK BSプレミアム「コズミックフロント☆NEXT」で使用された“Encounter in Space“THE EARTH””などオリジナル曲も充実。昨年7月と12月に配信ライヴ〈Together with Friends〉で共演した作曲家・ピアニストの松本俊明とのコラボ曲“君だけのメロディー”にも注目。

 「子どもに語りかけるような曲。松本さんのやさしいメロディーに歌詞を付けるのは本当に楽しかった」

 NHK「ラジオ深夜便」の〈深夜便のうた〉に抜擢された森山直太朗作詞・作曲の“産声”はどこか名曲“瑠璃色の地球”を彷彿とさせるスケールの大きな子守唄。

 「シンプルで心地よく全てを包みこんでくれるような曲。母親の真っ直ぐで大きな愛情が溢れていますね」

 初回限定盤には9月に紀尾井ホールで開催された 「城南海 with 1966カルテット クラシカルコンサート 2020」の模様をダイジェストで収録した特典付き。

 「1966カルテットの花井悠希ちゃんとは特に仲良しで、よく一緒にパン屋さん巡りをしています(笑)」

 4~5月にかけて〈ウタアシビ2021 冬〉ツアーの振替公演を開催、大阪・東京・愛知を巡る。「ライヴが無事にできますように心から祈ります!」

 


LIVE INFORMATION

4~5月にかけて《ウタアシビ2021 冬》ツアーの振替公演を開催
〇4月3日(土)昼公演15:15開演 夜公演18:30開演
【会場】大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

〇4月11日(日)昼公演15:10開演 夜公演18:25開演
【会場】東京・北とぴあ・さくらホール

〇5月8日(土)昼公演15:30開演 夜公演18:30開演
【会場】愛知・中村文化小劇場

www.kizukiminami.com/

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