CM音楽やサウンドトラック等を手掛けマルチに活躍する作曲家、キース・ケニフの〈
Helios=ヘリオス〉名義で2年ぶりのリリース。このアルバムは木々の隙間から太陽の光が差し込み、私たちを優しく包みこむような自然の息吹をイメージさせ儚くも至極のアンビエント・サウンドが展開してゆく。キースは私たちの日々に欠かせない住居(Domicile)を本作のテーマに掲げている。それを神聖で普遍的なものと捉えることで日常の欠片を物語として紡ぎ、日々の生活に活気と意義を与えている。情報が交錯し不安な情勢が続くなかで、私たちの生活と心をも安らぎをもたらし日常を色鮮やかに彩る音楽の贈り物である。