Mint JulepやGoldmundなど複数の名義を使い分けてきたキース・ケニフが2004年に手がけたエレクトロニカの金字塔的作品がアートワークも新たに日本限定で待望の再発。基本はダウンテンポなビートを軸に置いたエレクトロニカだが、彼の出自であるギターやピアノの生音を用いたドローンが随所に挿入される辺りが、例えばよりアンビエント色の強いGoldmundとの大きな違いでもある。何よりノスタルジックな感覚を想起させるメロディックな要素がBoards Of Canadaとも共振するようで当時の時代の空気をそのまま内包しているかのよう。
長年エレクトロニカ・シーンを牽引しつづけてきたキース・ケニフ=ヘリオス2004年のデビュー・アルバム『Unomia』がついに再発
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