UKドリルのトップボーイによるオフィシャル初作。路上感を纏った不穏な語り口でストームジーやエイチ、ダヴィド、ポップカーンら大物たちと渡り合い、3部構成のテーマに沿ってダンスホール、アフロ、UKGなど00年代リヴァイヴァル的な多様さにも手を伸ばしつつ隅々まで気合いの漲った大作だ。マイク・スキナー本人を迎えたストリーツ使いの“Blinded”、MJネタでエミリー・サンデーが歌う終曲“Life So Deep”まで一気に聴ける。