実弟のロジスティクスと共にホスピタルやUKドラムンベース・シーンを牽引するプロデューサーによる、7年ぶり5枚目のアルバム。前作の開放的なムードとは一転、閉鎖的でダークなトーンはタイトルにも現れているが、女性ヴォーカルをフィーチャーした“One Day At A Time”を筆頭に、シリアスながらも確かに刻み続けるビートは力強さに溢れている。ピアノの音色が印象に残るラスト曲“The Moment”も美しい。