形あるものは必ず終わりを迎える。つまりネタバレしてしまっている人生であり、退屈で、不安で、これが永遠と続いていくような感覚を覚える日常を、我々はどう生きるべきか――そんな重厚なテーマを掲げた約5年ぶりのフル・アルバム。爽快感のある楽曲や、チルさ全開のもの、80sフレーヴァーにプログレ歌劇など、特撮らしい重心低めのサウンドとはまた違った魅力を持ちつつ、それでいて全身に電気が走るような全11曲がここに。