マンチェスター出身のソウル・シスターによる3年ぶり3作目。過去2作にも関わったステファン・ワグナーのもと、NYのスタジオに籠もって10日間で一気にソングライトから録音まで完遂したという、全9曲の勢い溢れるソウル&ファンク集だ。響きの太いアナログなサウンドの上で歌う様は、〈私こそアレサやリン・コリンズの妹分だ〉と言わんばかりの貫禄。中盤にはロックなモードの楽曲もあり、パワフルな歌声の乗せ方で新たな一面も見せる。