ドイツのマイティ・モカンボスへの客演で知られるファンク・シスターによる9年ぶりのソロ名義作。パワフルでパンチのある第一印象の奥から、可憐さや儚さが立ち上がってくる奥深いヴォーカルが魅力的で、そんな歌声を活かすのはモカンボスにも関わるデフ・ステフのプロダクション。メロディアスな疾走ソウル・ナンバー“S.T.A.Y”をはじめ、人懐っこく歌謡性の高い楽曲でこそ彼女の魅力が光る。