海外フェスでは常連選手として名を馳せるシカゴ発の4人組。レーベル移籍第1弾となるこの通算9作目では、2作目から前々作までタッグを組んでいたビル・スティーヴンソンを改めてプロデューサーに起用。硬派な歌メロに胸を焦がされる“Talking To Ourselves”に象徴されるように、社会や政治に対する怒りを込めたメッセージ・アルバムとなった。ピュアな心情を忘れないパンク衝動に拳を振り上げ、大声で歌いたくなる一枚だ。