フレディーマーキュリーズから改名した4人組が初めてのフル・アルバムを発表。“リー ラナルド”や“ウィンターベイブ”といった曲名からもわかるように、90年代USインディー感のある楽曲が特徴で、そのローファイな音作りとメランコリックなメロディーは、ソニック・ユースというよりペイヴメントの影響下にあると言える。日本語詞はユーモラスで情緒があり、デビュー当初のくるりやシャムキャッツのファンにもおすすめ。