結成15周年の集大成として、初期のナンバーを中心に過去曲を録り直したアルバム。ライヴで定番の“劇場支配人のテーマ”“片目のウィリー”などを聴けば、ヴォーカリゼーションやアンサンブルの飛躍的な向上はあきらかで、コロナ禍においても進化を感じさせていただけに、活動休止は本当に惜しい。こんなにも胸を熱く昂らせてくれるバンドはそういないので、せめて今作で彼らの最高なロックンロールと出会ってもらえたら。