静岡発のメロディック・パンク・バンドによる3枚目のミニ・アルバム。冒頭曲“SUMMER”から雄大なダイナミズムを浮かべたパワー・ポップ調で聴き手を包み込みつつ、中盤に置かれたアップテンポな“SHIT”“DKNK”では、クセのあるリズムや展開で惹き付ける。基本は1~2分台のショート・チューンが並ぶものの、歌メロの良さを活かしたアレンジは光っていて、聴けば聴くほど味わい深い。バンドの底力を感じる一枚だ。
Track’s『Where’s Summer?』歌メロの際立ったショートチューンで伝えるメロディックパンクの味わい深さ
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