近年のアンビエント路線から一転してスケールの大きなトランスへと回帰した『The Lost Art Of Longing』から1年ぶりの新作では、話題の〈仮想空間〉をテーマに引き続き壮大なダンス空間を創出。オープニングの“Kintsugi”をはじめ、全編で従来よりもグッとBPMを落としたことで持ち前のメロディアスな旋律がよりいっそう映える作りになっている。外聴きでも家聴きでも気持ちいい世界観は新たなファン層も獲得しそう。