デンバーを拠点に活動するフォーク・ロック・グループによる約2年半ぶりのアルバムは元フェリス・ブラザーズのサイモン・フェリスなど複数のプロデューサーが参加した作品。初めて2人体制になり、弾き語り中心の極めてシンプルな内容だった前作の延長線上にある内容だが、今回の仕上がりはよりラフでセンチメンタル。野性味に溢れる彼らのヴォーカルも印象的で、男気に満ちたアメリカーナが堪能できる快作だ。