ロンドンで行われる音楽フェスティヴァル〈ブリティッシュ・サマー・タイム・ハイド・パーク〉に、同地を拠点に活動している日本人バンド・BO NINGENの出演が決定した。
昨年、ローリング・ストーンズが出演して話題を呼んだ同フェス。今年は7月に3日間行われ、BO NINGENはブラック・サバスがヘッドライナーの7月4日に登場する。メイン・ステージはサバスのほかにサウンドガーデン、フェイス・ノー・モア、モーターヘッドといった年季の入ったメンツが顔を揃え、BO NINGENが出演する〈Village Hall〉ステージには、日本でもお馴染みのギャロウズに、ギター/ヴォーカルとドラムスから成るブルース・ロックな2人組のグレイヴェルトーンズ、メタルコア・バンドのハング・ザ・バスタードといった玉石混交の地元UK勢がラインナップ。そんななかでも抜きん出たBO NINGENの個性を見せつけてほしいのと共に、この日の濃密な出演者のパフォーマンスもそれぞれに気になるところだ。
また、それに先駆けて彼らは4月13日にUSの〈コーチェラ〉へも出演。先日LAの地元紙、ロサンゼルス・タイムスのウェブサイトに掲載された〈コーチェラ2014:知っておくべき注目株10組〉に、ブラッド・オレンジやジェネイ・アイコらと並んで選出されている。
このように、ますます活動範囲がワールドワイドになるなか、bounceのウェブ連載〈BO NINGENの人生一度きり〉でも制作の進捗を報告してくれていたニュー・アルバム『III』のリリースが5月12日に決定。MVも見ものな先行シングル“DaDaDa”でテンションを上げつつ、今夏の来日にも期待したい。