ジャンルやシーンを超越して人気を博した前作『Skin』で見事グラミー受賞まで果たした次世代プロデューサーの6年ぶり3作目。先行シングル“Say Nothing”をはじめ、フューチャー・ベースを軸とした変幻自在のサウンドメイキングを絶妙な匙加減でポップネスに昇華し、これまで同様に極彩色の宴を繰り広げている。トリの表題曲でゲストを務めるデーモン・アルバーンもここではすっかり脇役だ。