コミッションドからソロ転向して四半世紀超となるゴスペル・シンガーがライヴ録音作に続いて放つ約2年ぶりのアルバム。今回は自身のレーベルとスタジオを新設して制作に臨み、気心の知れた名匠アーロン・リンゼイのプロデュースで神への感謝と世の安寧を願いつつポップな曲をフルパワーで歌っている。ウィリアムズ・シンガーズを従えたトラディショナルな曲も快調。出世曲“Grace And Mercy”の25周年記念を謳った再演メドレーも感慨深い。