ジム・クラス・ヒーローズのフロントマンとして活躍し、デビュー前のブルーノ・マーズを起用した“Billionaire”(2010年)でソロでもブレイクした才人が12年ぶりのアルバムで帰還。薬物依存や鬱に苦しんだ結果としての長いブランクだったそうで、本作もその苦悩や克服を主題としている。ただ、ヒップホップやレゲエを軸にしたポップセンスは圧倒的に健在。ローラー・ディスコ風の“Loved Me Back To Life”などキャッチーな佳曲揃いだ。