「マンガ化! 世界文学 耽美とヒロイン」萩尾望都がアンデルセン童話「パンをふんだ娘」を、水野英子が「シンデレラ」を、美内すずえが樋口一葉「たけくらべ」を描く

2022.12.13

〈少女漫画と言えば!〉な8人の女性漫画家が描く世界文学。1960~70年代にはおなじみの企画だった名作文学を漫画で読みやすくした作品群のなかから選りすぐりのコラボをまとめたアンソロジー作品。2016年に40年ぶりの新作が話題となった「ポーの一族」の萩尾望都がアンデルセンの童話「パンをふんだ娘」を元に描いた「白鳥になった少女」をはじめ、トキワ荘の紅一点、水野英子が「シンデレラ」として知られるグリム兄弟の「サンドリヨン」を、美内すずえが未完の名作「ガラスの仮面」のなかで主人公・北島マヤが劇団つきかげで演じる模様を描いた樋口一葉の「たけくらべ」などを収録しています。