ブラック・カントリー・ニュー・ロードが影響を公言するロンドンの4人組によるセカンドアルバム。スロウコアとポストハードコアを行き来しながら、比較対象にエリオット・スミスとモグワイが挙がる静と動/倦怠と激情の対比を大胆に聴かせる。ファルセットを使ったり、掛け合ったり、シンガロングしたり、曲ごとに重ね方を変えたコーラスワークにもこだわりが窺える。