新レーベルからの第1弾は、これまでを総括しつつ、同時に〈次〉を垣間見せる一枚に。プリミティヴな衝動を詰め込んだパンキッシュな宣戦布告曲から始まる前半には、ディストーション・ギターと硬質なビートで押す、いままでのハチゲキらしい楽曲がズラリ。一方、ラストを飾る“CraZy, Faster, CraZy,”は、ジュリアナから現在のEDMまでを視野に入れたようなテクノ・ポップで、この路線はかなり新鮮。