フランスの名ピアニストが新作で取り上げるのは、UKロックの名曲たち。ベースはマット・ペンマン、ドラムスはグレック・ハッチンソンという最高のトリオで、“ドライブ・マイ・カー”からのポリス“孤独のメッセージ”、フロイドの“マネー”と進むアツい選曲……ツェッペリンやストーンズにレディオヘッド、クイーンもやってます。凝ったアレンジはあまり聴かせずに、三人の好きな楽曲の美しさやロック・スピリッツをそのまま落とし込んだようなサウンドが楽しい一枚。ジャズへの入り口としてもおすすめ。タイトルに政治的なメッセージは込めていないとのことです。
バティスト・トロティニョン(Baptiste Trotignon)『Brexit Music』仏ピアニストの新作はビートルズ、レディオヘッドなどUKロックの名曲カバー集
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ジャズ