2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」の主人公となる紫式部が書き上げた世界最古の女性文学「源氏物語」を、名場面を中心にマンガで描いた一冊。一度は読んでみたいと思いつつも、千年以上も前の作品ということで難解な古語や大昔の風習などに気後れしてしまっていた人には、これが最高の入門書になること間違いなし。舞台である平安時代についての解説やコラムも充実しているので、美しき男性・光源氏が繰り広げるドラマティックな恋愛や人生、当時の貴族の世界にどっぷり浸れるはず。この魅力溢れる物語はどのように生み出されたのか、吉高由里子が紫式部を演じる大河ドラマが早く観たくなります。