ゼー・イバーハ(Zé Ibarra)『Marquês, 256.』桃色のエコーに包まれたギターを優しく爪弾き歌うバーラ・デゼージョのメンバーの初ソロ作

2024.02.09

どこをとっても不思議とノスタルジックで甘い儚さのある美声で、ミナス系にも通じる浮遊感のある美メロを夢見心地に歌うどこまでも幻想的な音世界。近年稀な傑作として大絶賛された昨年のデビュー作が未だブラジル音楽ファンの間で熱冷めやらぬバーラ・デゼージョのメンバーでもあるゼ・イバーハの初ソロ作となる本作。桃色のエコーに包まれたギターを優しく爪弾き歌う、極めてシンプルなスタイルながら、なんだってこんなとろけるような音楽になるんだろう。M7のギリェルミ・ラモニエール曲やラストのナシメント曲というすでに完成された名曲さえ彼の世界の音。

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