25年ぶりにオリジナル・メンバーが集結しての新作。クリスピアン・ミルズが〈ファンが望む作品にしたかった〉と語るように、彼らの真骨頂と言える鋭いギター・リフとインド音楽を織り交ぜたサイケで骨太なギター・ロックが堪能できる。復帰したジェイ・ダーリントンも味のあるオルガンを奏でており、まさに原点回帰を感じさせつつ円熟味に溢れた作品だ。