カリフォルニアの3人組がビッグ・クラウンから5年ぶりの2作目をリリース。チカーノ・ソウルな甘茶感やサイケ風味を柱にして、AORやソフト・ロックの洗練も匂わせる気持ち良い音像は随一だ。どこかGファンクな趣のある“Peach Optimo”や、煙とアルコールに浸るトロ~ンとした時間がそのまま曲になったような“XFaded”など、これぞレイドバックと言いたい聴き味が最高。